
当サイトで紹介しているEAの設定値について詳しく解説していきます。
ちなみに、このページで想定している取引通貨ペアはUSDJPYもしくはEURUSD/EURJPYなので、それを踏まえた上でご覧ください。(他の通貨ペアでもEAを稼働させることは可能です。)
当サイトのバナー等のリンクからXMTradingの口座開設をしていただけた方限定で、当サイトで紹介しているEAの無料配布をしております。EAをご希望される方は上記の口座開設ボタンから口座開設をお願いいたします。(デモ口座でも当EAをご利用いただけます。)
口座開設の際には、プラットフォームを必ず『MT4』にしてください。
・口座開設、有効化手順はコチラ
・入出金の手順はコチラ
・MT4の使い方はコチラ
既にXMTradingの口座をお持ちの方はコチラから会員ページへログイン後、追加口座開設をお願いいたします。追加口座開設の際は再度有効化等の手続きをする必要はありません。
当サイトのリンクを経由していても、リンク先アクセス後にブラウザのお気に入りや検索エンジン等から新しくページを更新してしまうとリンク経由状態が無効になりますのでご注意ください。
新規口座開設・追加口座開設、どちらの場合も当サイトのリンクを経由していただき、口座番号をこちらにお伝えいただかないとEA稼働条件となっている口座認証ができませんので、予めご了承ください。
口座開設後は『EA希望』の旨と『XMTradingの口座番号』(パスワードは必要ありません)をLINEもしくは問い合わせフォームよりご連絡ください。LINEからご連絡いただく場合は、EAファイルをお受け取りいただくための『メールアドレス(パソコンで受信可能なもの)』も添えていただきますようお願いいたします。こちらで口座の確認・認証ができましたら、専用のEAファイルを送付する、という流れになります。
お問い合わせはコチラ
当サイトで紹介しているEAの変更可能パラメーターは
・初期ロット数
・ナンピン回数
・決済金額
・マーチン倍率
の4つです。
ストップロス注文(損切り)単独の設定はありません。(決済時には全ポジション同時決済を行うので、それまで含み損を抱えていても決済(利益確定)した時点で全て解消されます。厳密に言うと最終ナンピン時の利益でそれまでの含み損を全て相殺するので、最終ナンピン時以外のポジションが損切りといえば損切りにはなりますが。)
初期ロット
最初に注文を入れる時に、何ロットで注文をいれるかを指定することができます。基本的にここの数値を小さくすればするほど証拠金への負担は減りますが、利益は少なくなります。初期ロットを大きくすればその逆です。ちなみに、初期ロットを0.01に設定する場合は必ずマーチン倍率を2.0以上にする必要があります。
ナンピン回数
最大で何回までナンピンするのかを指定することができます。推奨値は最低でも7。マーチン倍率を2.0で設定している方は比較的ナンピン時のロット数が大きくなりがちなので、多くても9までにしたほうが良いでしょう。(ナンピン回数を少なくすれば少なくしたぶんだけ決済をとれるチャンスは減りますが、トータル的な負担は減らせる傾向にあります。回数が多ければその逆。)
設定した決済金額に届かず注文方向に対して10pips前後相場が逆行した場合に、マーチン倍率を掛けたナンピンが1回入る仕組みとなっています。そのナンピンからさらに相場が逆行した場合は2回目のナンピン、さらに逆行した場合は3回目、4回目~といった感じになります。
私の経験上(適切な設定値にしている前提で)ナンピンを9~10回するような場面なんて1年を通して1回あるかないかのレベルなのであまり気にしすぎる必要はありませんが…利益よりもとにかく徹底的にリスクを抑えていきたい方は、自分が設定している最大ナンピン回数をこなしても有効証拠金が破綻しない数値を把握しておくと良いでしょう。
必要証拠金等の計算は、XMTrading公式サイトのオールインワン計算ツールを使うと便利です。使い方は損益の仕組みで解説しています。
決済金額
EA1つに対しての全ポジションの合計含み益がいくらになったら決済するのかを指定することができます。ナンピン時に含み損を抱えているとしたら、それらを合計した含み益という意味です。EA1つに対しての全ポジション合計の含み益が、設定した決済金額に達した時点でその1つのEAが発注した全ポジションを同時決済することによって、EAはまたすぐに新しい注文をとります。
基本的に、初期ロット数に対してある程度利益がとりやすいであろう金額を設定するのが無難です。例えば、USDJPYの場合、0.01ロットを注文して100円の利益を得るには10pipsの価格変動が必要です。10~20pips程度の変動であれば1日の中で何度かチャンスはありますので、初期ロット数0.01に対して決済金額100~200円程度であれば比較的決済をとりやすい金額、ということになります。
逆にこれを、初期ロット数0.01・決済金額1000円、とかにしてしまうと100pipsもの価格変動がなければ決済をとることができないので(ナンピン時はその限りではありませんが)、トレンド反転時に思うようにトレンドについていけなかったり、なかなか決済が入らなかったりするので注意が必要です。
マーチン倍率
ナンピンする度に何倍のマーチン倍率を掛けるかを指定することができます。このマーチン倍率が高ければ高いほどナンピン時に決済が入りやすく、ナンピン時の有効証拠金への負担は大きくなります。マーチン倍率は低すぎても高すぎてもよくないので、最低でも1.8倍、特にこだわりがなければ2.0倍を推奨。2.1倍以上になるとさらに決済はとりやすくなりますが、有効証拠金への負担が非常に大きく、1回あたりの最大注文ロット数は50ロットなので(スタンダード口座の場合)少なくとも自分が設定している最大ナンピン時に50ロットを超えない数値が望ましいです。
一つ例を挙げてみましょう。
有効証拠金が50万円前後の場合
初期ロット数:0.01~0.03
ナンピン回数:8~9
決済金額:150~500
マーチン倍率:2.0
50万円前後の有効証拠金がある場合はこれくらいがバランスのとれた設定値かと思いますので、上記の設定幅くらいの設定値のEAを2つ稼働させましょう。不安な場合はロット数を少し低めにして数週間ほど様子見する、余裕そうなら徐々に設定値を上げてみる、という手段も有効かと思います。
あまりオススメはしませんが、設定値を低くして利益とリスクを抑えていくのではなく、あえて設定値を少し高くして短期的な利益率を高め、一気に有効証拠金を増やすことでリスク軽減を図るというゴリ押し的な手法もあります。この手法は相場が荒れさえしなければ非常に効果的ではあるのですが、ややリスクは高くなりますのでご注意ください。
ちなみに、上記の設定値にしたからといって絶対に破綻しないというわけではありませんので予めご了承ください。あくまで一つの例です。『EAは2つ稼働させるんじゃなくて、単純に初期ロットや決済金額を増やせばいいだけじゃないの?』と思うかもしれませんが、XMTradingの1回の注文あたりの最大注文ロット数は50ロット(スタンダード口座の場合)なので、初期ロットを大きくしすぎてしまうと必然的にナンピンできる回数が減ってしまう(50ロットを超える注文は入らない)ので、私は初期ロットを大きくしない代わりにEAを2つのUSDJPYチャートに反映させ2つ同時にEAを動かしています。
これはあくまで過去のデータや個人的な見解を元にした推奨値であって、これが絶対に正解!という設定値ではないので、自分の中で一番しっくりくる設定値を固定できるのが一番いいのですが、コチラのページで当EAを使った実際の収支結果を掲載しているのでそちらも参考にしてみてください。EA設定値も公開しています。